「フェイラースワンレイク」新色発売 #バレエのある暮らし スペシャルインタビュー

Vol.11
2022年08月26日
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かの有名なバレエの演目「白鳥の湖」をイメージした人気のデザイン「フェイラースワンレイク」に、澄み切った湖を思わせる清らかなペールブルーが新登場。フェイラー銀座本店、全国百貨店フェイラーショップ、フェイラー公式オンラインショップにて発売中です。
「フェイラースワンレイク」は、美しいバレエの世界観や優雅な気分を日々の生活で楽しんでいただけるアイテムがそろっていることから、今回は、“バレエのある暮らし”をクローズアップ。娘さんがバレエレッスンに通っていて、ご自身もバレエがお好きでいらっしゃるフェイラーファンのサハルさんに、芸術としてのバレエの魅力から、情操教育の面から見た利点、そして「フェイラースワンレイク」の楽しみ方まで、いろいろとお話をお伺いしました。

※写真はサハルさんと娘のミナちゃん(4歳)


子供には心からときめくものに熱中し、追求する経験をしてほしい

「フェイラースワンレイク」バニティポーチ 約11×18×6.5cm(ペールブルー、ペールピンク)各¥13,200(税込)

サハルさんの4歳になる娘さん、ミナちゃんがバレエを始めたのは3歳の時。そのきっかけは、ご自身が小さい頃からピアノを習っていたことが影響しているそうです。

「私自身、3歳の頃から高校生まで、ピアノを習っていました。大人になった今も、好きな曲を自分で弾くことができたり、自分なりの視点でクラシックのコンサートを楽しめたりするのは、その頃の経験があるからこそ。ピアノを習っていたことが毎日を豊かにしてくれていると、いろいろな場面で感じているので、娘も3〜4歳を目処に、本人の負担にならない範囲でひとつ習い事を始めてみようと思っていました。娘は赤ちゃんの頃から音楽に合わせて体を動かすことが大好きだったので、リトミック、ピアノ、バレエなど、いくつか思い当たる習い事の見学に行ってみたところ、本人がすぐに習いたい!と目を輝かせたのがバレエでした。ロマンティックな衣装や優雅な振り付けなど、幼いながらにバレエの世界観に魅せられたのではないかと思います。見学が終わった後も、上のクラスのお姉さんたちがバーレッスンする姿を食い入るように見つめ、帰り道でも、お姉さんたちがつまさきで立っていた!と目にしたことを細かく話してくれました」。普段から自分が着る洋服や持ち物などにとてもこだわりがある娘さんが、バレエにも強い興味を抱いていることを感じたというサハルさん。「娘自身が心からときめくものに熱中し、追求していく経験をしてほしいなと思い、素敵な教室との出会いも重なって、バレエを習うことになりました」。


多くの要素が一体となる総合芸術で、多様な表現があることがバレエの魅力

「フェイラースワンレイク」バッグ 約22×28×10cm(ペールブルー)¥19,800(税込)

もともとバレエファンで、公演も見に行かれるというサハルさん。「年に何度かバレエ鑑賞に行きます。この7月は英国ロイヤル・バレエ団の来日ガラ公演に行ってきました。セザール・コラレスさんの『海賊』は本当に素晴らしく、思わず声をあげそうになってしまうほどでした」。
そんなサハルさんが考えるバレエの魅力とは、「衣装、振り付け、音楽、舞台装飾などから成る総合芸術である点です。同じ演目でもバレエ団や芸術監督、その日の出演者によって表現は大きく異なり、同じ公演は二度とありません。素人の私でも、鑑賞するたびに新たな発見があります。また、私たちが日々のコミュニケーションで大きく依存している“言葉”がないこと。それは制約でもありながら、先に挙げたようなさまざまな要素を際立たせており、バレエの魅力のひとつになっていると思います」。
娘さんが習うようになってからは、バレエの見方や楽しみ方がさらに増えたそう。「バレエダンサーが日々、どのような練習を積まれているかを想像できるようになってきましたので、あんな風にポワントするにはどれだけ努力したのだろう?など、ダンサーの方々が舞台に立つまでのことにも自然と思いが至るようになり、バレエ鑑賞が一層楽しくなりました」。


幼いながらも情熱を持って取り組む姿に成長を感じる日々

現在、ミナちゃんは週1回のペースでレッスンに通っているそう。「保育園では自由気ままに過ごしている娘ですが、レッスンの場では周りのお友達と一緒に、先生の指示を聞きながら体を動かそうとしている姿に、成長を感じます。今はテクニックというより、練習の一環として、みんなで輪になってスキップをすることやバーに掴まること、ストレッチで円になってお友達と顔を見合わせ笑うことなど、ちょっとした瞬間に楽しさを感じているようです」。
バレエを習い始めて約1年、感情表現にも変化があり、情操面での成長も感じているとのこと。「街で音楽が流れていると自然に体が動くようで、習ったばかりのバレエの動きを自分なりに応用しながらのびのびと踊っています。人生において、“表現”にはさまざまな方法があると思いますが、バレエを習い始めたことで、自分の思いを表現する方法の幅が少し広がってきたように感じますね。あと私が驚いたのは、4歳なりに情熱を持ってバレエに関わろうとしていることです。『オン・ポワント』という、ニューヨーク・シティ・バレエ団直属のバレエ学校(School of American Ballet)のドキュメンタリーがあるのですが、娘はセリフや振り付けを暗記してしまうほど熱心に、繰り返し鑑賞しています」。
また、バレエを始めるタイミングで決めた、普段の生活でのお約束ごとも、娘さんが心がけている様子がうかがえるそうです。「堅苦しくする必要は全くありませんが、生活はその人の表現内容にも影響を与えると思います。バレエを始めるにあたり、言葉遣いや挨拶などについて、家庭であらためていくつか簡単な約束をしました。娘なりに頑張って意識していると思います。普段から心がけることで、周囲の人と良い関係を作っていけるようになるといいですね。そして、娘のバレエ鑑賞デビューが今年の年末年始、新国立劇場バレエ団による『くるみ割り人形』になる予定ですので、作品を楽しむと同時に、劇場でのマナーもしっかり身につけてほしいと思っています」。


人生を救ってくれる芸術、その素晴らしさを母娘で分かち合える喜び

日々の暮らしの中で、バレエをはじめ、芸術に心揺さぶられ、感性を刺激されることが多いというサハルさん。「私は日頃から、人生に支えが必要な時、救ってくれるのは芸術だと思っています。悲しい気持ちで歩いていた夜道でイヤホンから流れてきた音楽に癒やされたり、ぼんやりと暗い気持ちで向かった美術館で、運命のような作品に出会ってハッと目が覚めたり。繰り返しの日々を過ごしていく中で疲れてしまうことや、自信をなくしてしまうこともありますが、そんな時はいつも、芸術作品が“世界はもっと広いよ”と教えてくれたように思います。バレエもその1つで、多くの人が心血を注いで作り上げている舞台に、パワーをもらえますね。娘がバレエを楽しんでいる姿を見て、実は最近私も、不定期ですがデッサンの教室に通い始めました。家ではよく娘と一緒に水彩画を描いています」。


バレエに関する素敵なモチーフは、母娘そろって大好き

「フェイラースワンレイク」巾着 約17.5×19cm(ペールブルー、ペールピンク) 各¥5,500(税込)
「フェイラースワンレイク」ポーチ 約8.5×11.5×1.5cm(ペールブルー) ¥4,180(税込)
「フェイラースワンレイク」ハンカチ 約25×25cm(ペールブルー×グレー、ペールピンク×グレー)各¥2,420(税込)

エレガントなチュチュやトゥシューズなど、女の子の心をくすぐる要素も多いバレエの世界。母娘そろって優雅で美しいモチーフに心惹かれるそう。「バレエに関するモチーフはどれも素敵ですね。娘はチュチュやヘッドドレスが大好きで、保育園では工作の時間に衣装作りもしているようです。私は特に『白鳥の湖』が好きなので、白鳥の絵が描かれているお菓子の缶やグッズがあるとつい手にとってしまいます」。
そんなサハルさんに『白鳥の湖』をイメージした「フェイラースワンレイク」の新色ペールブルーについてお聞きすると、「ペールピンクも素敵でしたが、ペールブルーは一層大人が持ちやすい色だなと感じました。『白鳥の湖』の作品イメージにも合いますね。ピンクのアイテムはだいたい娘のものになってしまいますので(笑)、ペールピンクとペールブルーで、母娘色違いにすることができるのもいいなと思いました。バッグや巾着は普段のレッスンだけでなく、発表会でも使えそうです。来年は娘も一緒に『白鳥の湖』を見に行きたいと思っているので、その際にも持っていきたいです」。


バレエは母娘にとって毎日のふとした瞬間を豊かにしてくれる存在

「フェイラースワンレイク」クッション 約22×46cm(ペールブルー)¥17,600(税込)
「フェイラースワンレイク」クッション 約27.5×27.5cm(ペールブルー)¥16,500(税込)

“バレエのある暮らし”はレッスンに通うことだけでなく、日常のなにげないひとときにも、バレエとのさまざまな関わりがあるといいます。「娘と一緒に料理をする時や、車に乗っている時に、バレエ音楽を聞くことも多いですね。前述のスクール・オブ・アメリカン・バレエのドキュメンタリーには私自身も影響を受けていまして。その中に出てくるシーンでバレエダンサーがピラティスでインナーマッスルを鍛えるということを知り、私も数ヶ月前にピラティスを始めました(笑)」。
では最後に、サハルさん・ミナちゃん母娘にとって、バレエはどんな存在でしょうか?
「毎日のふとした瞬間を豊かにしてくれる存在です。実は、それは私にとってのフェイラーのアイテムと同じだと感じています。シンプルに美しく、心がときめくものが身近にあるありがたさを、日々忘れないようにしたいと思いますし、娘にもバレエとの関わりを通じて、そんな気持ちを育んでいってほしいなと思います」。


高尚な文化として奥深い魅力を持つ舞台芸術でありながら、小さなお子さんをも魅了する華やかなバレエの世界。幼い頃から母娘で情熱を注ぎ、その素晴らしさに触れ、豊かな毎日を過ごせることは素敵なことですね。そんな美しいバレエのワンシーンをイメージした「フェイラースワンレイク」は、そのときめきを身近に感じられるラインアップ。今回、新色のペールブルーが加わったことで、色違いでもご愛用いただけるようになりました。「白鳥の湖」を思わせるフェミニンなモチーフをそれぞれのお気に入りカラーで、母娘一緒にお楽しみください。


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