“すずらん”を大切な人へ贈るパリジェンヌのように 母の日のギフトにぴったり「フロランスミュゲ」

2021年04月09日
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フェイラーは、“Happy Sharing”=幸せな体験や時間をシェアする母と娘に寄り添う存在でありたいとの想いから、毎年、母の日に向けて新作を発表しています。
今年は、大切な人に贈ると幸福が訪れると言われる、可憐なすずらんの花をモチーフにしたデザイン「フロランスミュゲ」。ミュゲはフランス語ですずらんの意味で、フランスでは5月1日はミュゲの日と呼ばれ、愛する人や親しい人にすずらんの花を贈る習慣があるそうです。そこで今回は、パリジェンヌ流のライフスタイルやおしゃれ指南で人気のイラストレーター、米澤よう子さんに、パリで体験したすずらんにまつわる素敵なお話を聞かせていただきました。母の日の贈りものにぴったりな「フロランスミュゲ」のラインアップも合わせてご紹介します。


「フロランスミュゲ」のモチーフは“幸せを運ぶ”すずらんの花

「フロランスミュゲ」巾着ショルダーバッグ 約24×26㎝ ネイビー¥20,900(税込)
「フロランスミュゲ」ミニポーチ 約9×13.5×1.5㎝ ネイビー ¥4,180(税込)
 

上品なネイビーカラーに可憐なすずらんの花をデザインした新作「フロランスミュゲ」。どこか奥ゆかしい小さな白い花に漂う、清楚な雰囲気が魅力です。すずらんの花は数々のロマンティックな言い伝えがあることから、ギフトにもぴったり。ヨーロッパでは鈴のような花の形が、春の訪れを知らせる希望のシンボルと考えられ、聖母マリアの涙から生まれたという伝説もあるそうです。また無垢な純白の花には、愛の告白という花言葉もあり、結婚式で花嫁に贈る花としても人気で、幸せを運ぶ花として親しまれています。
中世フランスの王シャルル9世は、側近にもらったすずらんの花が“幸運をもたらす”と言われていることにとても感激して、その幸福を分けたいという思いから、1561年5月1日、宮廷の女性たちにすずらんの花を贈ったのだとか。以来、5月1日は「愛の日」とされ、まわりの人の幸せを願って、すずらんを贈る日となったそうです。


大切な人にすずらんの花を贈る、フランスの素敵な習慣「ミュゲの日」

イラストレーターの米澤さんはパリを拠点に活動していた頃、大切な人を想ってすずらんの花を贈り合う5月1日の素敵な習慣と出会ったそうです。
「フランスでは5月1日はフェット・デュ・トラヴァイ(労働祭)の祝日。いつも歩いている通りに突然、すずらんの花の特設売り場がたくさん並んでいて、前の日との変わり様にすごく驚きました。この日は7500万本以上のすずらんが出回ると言われているそうで、誰もが売っていいことになっているんだとか。いつもはお花屋さんごっこしていそうな小さな女の子が1日店員さんになっていたり、ムッシューが森で摘んできたような野生のすずらんを売っていたり、賑やかだけど穏やかなムードで、特別な1日という感じでしたね。各地で労働祭の熱いデモが起こる一方で、街中にすずらんの花が溢れる平和な光景は、自由・平等・博愛の国フランスらしいなと思いました。私もひと束買ってみて、カフェでブーケをスケッチして持ち帰り、記念に1本ノートに貼り付けたのですが、まだインターネットもない時代。後日友人に聞いてみると、すずらんは“人にあげてその人の幸福を願うもの”と知って、びっくり。自分のことしか考えてなかったことに大反省した記憶があります。フランス人が好んで使うPartager(パルタジェ)という、英語のShare(シェア)に近い意味の言葉がありますが、平等に分け合うというのはとてもフランス人らしい考え方。相手の健康や幸福を願って、みんな幸せだといいねという純粋な気持ちですずらんを贈りあう、ミュゲの日はまさにPartagerだと思い、フランス人の本当の文化に触れた気がしました。フランス人にとって、すずらんのブーケは幸せになってほしいという想いの象徴。義理でも義務でもなく、その日顔が浮かんだ大切な人に“幸せを運ぶ”すずらんを贈り、贈られる、そのハッピーの連鎖がとても素敵だと思います」。


お母さんに教えてあげたい! パリマダムならこう持つかも?巾着バッグのおしゃれコーディネート

「フロランスミュゲ」巾着ショルダーバッグ 約24×26㎝ ネイビー¥20,900(税込)
 

フェイラーファンの皆様にはすっかりおなじみ、定番の巾着ショルダーバッグ。「フロランスミュゲ」は幅広い世代にご愛用いただける清楚な小花柄で、着こなしの上品なポイントとして活躍します。パリ流のおしゃれ指南が人気の米澤さんに、巾着バッグを主役にしたパリマダム風のコーディネートを考えていただきました。
「ちょっとそこまでの外出など、フェミニンなワンピースの時は、ハンドバッグ持ちでエレガントに。パリの女性がよくトレンチコートのベルトをラフに垂らして着ているように、ショルダーストラップを垂らして、遊び心を出したいですね。ハンドル部分に手持ちのスカーフを巻いてみるなど、自分らしさをプラスするのもパリらしいなと思います。ショッピングなら、かっこいいパンツルックでアクティブに、バッグはショルダー持ちにして身軽に、大人っぽさを演出。可憐な小花柄をアクセントにすると柔らかい雰囲気が出て、素敵ですね」。


私もお揃いで持ちたい! パリジェンヌならこう持つかも?ショッピングバッグのおしゃれコーディネート

 「フロランスミュゲ」携帯バッグ 約28×26×16㎝ ネイビー¥5,280(税込)
「フロランスミュゲ」2WAY携帯バッグ 約36×25×11㎝ ネイビー¥7,480(税込)
 

マイバッグやエコバッグを持ち歩く習慣が定着し、フェイラーでも人気の携帯バッグに「フロランスミュゲ」も仲間入り。小さめサイズのレジ袋型と、書類や雑誌なども入るサイズ感の2WAYタイプ、どちらもコンパクトに収納できます。サブバッグとしても主役バッグとしても使える携帯バッグを、パリジェンヌ風にコーディネートしていただきました。
「小さいサイズは、マルシェバッグと2個持ちしたいですね。とろみのあるワイドパンツのようなリラックス感のあるスタイルに、ちょこんと持つとかわいいと思います。朝市で新鮮な食材を手に入れて、小さなブーケを買って帰るパリジェンヌをイメージしました。ロングとショートのストラップ付きのバッグはサブバッグとしてはもちろん、主役バッグとしても便利そう。今ならトレンドのフリル襟ブラウスをのぞかせた甘めのデニムルックに合わせて、バゲットやワインなどを入れるとパリ気分を満喫できそうです」。


母の日のギフトにぴったり!優美で上品な「フロランスミュゲ」のアイテム

1「フロランスミュゲ」ハンカチ 約25×25㎝ ペールグリーン/ネイビー 各¥2,420(税込)
2「フロランスミュゲ」マスクケース 約12×14㎝ ネイビー ¥4,950(税込)
3「フロランスミュゲ」バッグ 約28×37×12㎝ ネイビー ¥31,900(税込)
 

1「フロランスミュゲ」メガネケース 約7×16.5×3㎝ ネイビー ¥6,050(税込)
2「フロランスミュゲ」エプロン 総丈約80㎝ ネイビー ¥28,600(税込)
3「フロランスミュゲ」スリッパ(ヒール有)約24.5㎝ ネイビー ¥8,800(税込


大切な人の幸せを願って、すずらんの花を贈るパリジェンヌのように、今年の母の日は「フロランスミュゲ」のアイテムを贈ってみてはいかがでしょうか?その際にはぜひ、すずらんの花にまつわる素敵なストーリーも一緒に伝えてみてくださいね。“幸せを運ぶ”すずらんの花のモチーフは、持ち歩いているとなんだかハッピーが舞い込んできそうで、ご自分のお守りがわりにもなりそうですね。もちろん結婚祝いをはじめとする、お祝い事のギフトにもぴったりです。


Profile
米澤よう子
グラフィックデザイナーとして広告制作会社に勤務後、1993年イラストレーターとして独立。化粧品パッケージや広告キャンペーン、女性ファッション誌、CM、書籍装画などで活躍。2004年から4年間パリに活動拠点を移し、高級デパート「ボン・マルシェ」での個展開催など、多彩な活動を行う。パリ在住の経験を生かした著書は24冊を数え、商品企画、ブランドとのコラボレーションなど、さらに活動範囲を広げている。近著に『大人の恋愛ライフ~ときめき再デビュー』(KADOKAWA)、『大人パリジェンヌStories~おしゃれと恋と日常と』(光文社)などがある。
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